症例報告

墨田区 左肩周囲の違和感を訴える30代男性

この男性は左利きで、ダーツを投げる時や終わった後に左方周囲に違和感やコリを抱えており、解消するために来院されました。

詳しく話を聞いていくと①煙草をすっている、②ほぼ毎日飲酒をする、③有酸素運動はほとんど行っていない、④夜間も仕事をすることがあり休養をなかなかとることが出来ないという特徴がありました。

上記のような特徴のある方は症状が出現している場所よりも、他の場所に原因があることがほとんどです。

内臓を触診してみると肝臓や腸の硬結が著名で、また肋骨周囲の筋も緊張しており胸郭の動きが減少しています。

酸素飽和度は98%と問題ありませんが、拡張期血圧が101mmhg、脈拍が安静時で98回/分とかなり高いです。

おそらく呼吸器の働きをカバーするために心臓にかなり負担がかかっていると判断。

まず肝臓と腸の周りにある筋膜を緩め、肋骨周囲の筋の緊張を落とします。

そのあとに胸郭のモビライゼーションを行い呼吸をしっかり行えるよう施術を行いました。

上記後は肩の違和感が大幅に減少し、全身の緊張も緩和。

この方は他の筋の緊張も比較的高く、筋の酸素不足によって硬結が増悪していると思われました。

一時的に硬結部だけを緩めても呼吸器の動きが改善しないとすぐにぶり返してしまいます。

包括的な視点で症状を見ることが大切だなと改めて思わされるいいきっかけになりました☺