四十肩・五十肩

五十肩でご来院された50代女性

墨田区押上にある『快活整体 Live Forever』です。

皆様いかがお過ごしでしょうか(^^)

ここ数日は肌寒くなる日も増えてきており、肩痛や膝痛が多くなりやすい時期に入りました。

今回は五十肩の症状でお悩みの女性を担当させていただいたので、治療内容や結果をご報告させていただきます!

理学療法評価

今までに大きな病気になった事はなく、5年前に五十肩の症状が出現し整形外科に受診したそうです。

その時は「五十肩ですね」とお医者さんから痛み止めを処方されて終了。

その後もリハビリや整体は行わず、薬を飲みながら痛みが引くのをまっていたそうです。

「基本的に五十肩は自然経過することが多いので、無理に肩を使用せずそっとしておくのが大切」というネットで調べた情報を信じてそっとしておいたそうです。

しかし関節が全く動かなくなってしまい、痛みもたまに強くなるため満を持して当院にご来院されました。

おいおい!安静にすればよくなるんじゃなかったのか?

安静のみだと後遺症が残る人のが多いのよ。だから整体やリハビリが大切なの。

関節の可動域を評価すると、肩関節屈曲100°、外転100°、伸展30°、外旋25°、内旋80°と制限があります。

肩周囲の筋力は若干弱っている程度です。

以上から可動域制限と痛みで肩が上がらなくなっていると判断。

関節可動域の改善を最短目標とし、日常生活動作で痛みや制限が生じなくなることをゴールに設定しました。

リハビリ

まずは硬くなっている三角筋、広背筋、カフ、前鋸筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋、大胸筋、小胸筋を緩めていきます。

その後、肩関節の関節可動域訓練を実施。

疼痛が強くズパズムを出さないよう慎重に実施しました。

※スパズムは筋肉がびっくりすると逆に緊張が強くなる現象です

この日の結果として肩関節可動域は屈曲120°、外転120°、伸展50°、外旋40°と改善が見られました。

その後も4回当院に通っていただき、自動で屈曲150°、外転150°、外旋50°と可動域の改善があり生活上に支障が見られなくなったので通院終了となりました(^^)

最後に

五十肩を放置してしまい、可動域制限や疼痛が残り生活に支障をきたす方は少なくありません。

五十肩の急性期は安静にすることが重要ですが、疼痛が少し落ち着いてきたらリハビリを行うことは必須です。

慢性的に放置していた方も、しっかりリハビリを行えば生活に支障を来さないレベルには回復できます。

同じような症状でお困りの方はお気軽に当院へご相談ください(^^)/

関連記事