こんにちは!墨田区押上にある快活整体 Live Foreverです(^^)
「歩いているとだんだん足首の関節が痛くなる」
「お医者さんから足首が変形しているといわれた…」
今回はそのような悩みのある方に、変形性足関節症の手術をした方もしていない方も担当したことのある理学療法士が、リハビリ内容も含めてご説明させていただきます。

変形性足関節症について
足首の変形性関節症は、正式名称を変形性足関節症と呼びます。
その名の通り、足関節が変形し痛みや歩行障害を引き起こす疾患です。

膝や股関節に比べて発症する方が少なく、治療できる病院が少ないのが課題になっています。
日本では外傷性が半数程度で,1次性(原因不明)が30%以上といわれています。
レントゲン、CT、MRIなどの画像診断でわかることが多いです。
基本的に変形してすり減った関節面は回復しないので、いかに変形を予防するかが大事な点になります。
変形性足関節の治療
痛みが少ない場合は保存療法といって、痛み止めで対処を行うことが多いです。
また変形予防のためサポーターや歩行補助具を使用することもあります。

しかし変形が進行し、痛みが強い場合や生活に支障が生じている場合は手術をすることもあります。
手術方法は骨切り術、足関節固定術、人工足関節置換術の3つがあります。
骨切り術は比較的変形が軽度の方、足関節固定術はリウマチが原因の方や高齢の方、人工足関節置換術は実用性を求める方が主に適応となります。
人工足関節置換術は手術方法が難しく行える病院が少ないので、骨切り術や足関節固定術を行う病院が多いですが、人工足関節置換術を行う病院は徐々に増えています。
変形性足関節症のリハビリ
変形性足関節のリハビリは
①足関節の関節可動域訓練
②足根骨、脛骨、腓骨のモビライゼーション
③足関節周囲の筋力訓練
④歩行の乱れの修正
⑤歩行補助具の検討
を行うことが多いです。

足関節は体重がかかりやすい関節なので、関節面を整えるリハビリがとても大切になります。
足関節固定術の場合は足関節の可動性は失われてしまうため、歩行の方法を工夫していく必要があります。
人工足関節の場合は、体重をかけたときに特有の痛みや違和感が生じることがあるので、その点を修正していきます。
入院してリハビリする期間は、おおむね3週間〜2ヶ月になることが多いです。
最後に
いかがだったでしょうか?
変形性足関節症は症例数が少ないことから、外部に出ている情報も少ないです。
一般的に変形性足関節症は、他の変形性関節症よりも症状を治すのに時間がかかります。
できれば変形性足関節症をよく診ている病院を事前に探して受診することをおすすめします。
当院でも変形性足関節症に対するリハビリは可能なので、症状でお困りの方はお気軽にご相談ください(^^)