整体

膝伸ばしについて

よくお医者さんが膝の痛みをとるのに患者さんに対して『膝伸ばしをしなさい』という言葉をかけますよね?

それこそ何十年も前から『膝の痛み』に対してこの魔法の言葉が使われています・・・が。

この方法は半分正解で半分間違えです!

今回は『膝伸ばし』を例に自主トレーニングの問題点について取り上げていきます。

  1. 膝伸ばしについて
  2. 膝の痛みを改善するには
  3. 有効的な膝伸ばしの方法

膝伸ばしについて

膝伸ばしは専門用語で『膝関節伸展運動』というのですが、この時使用する筋肉が『大腿四頭筋』になります。

膝伸ばしは大腿四頭筋の筋力トレーニングとして使われます。

ジムではレッグエクステンションという機械が上記の方法に当たります。

大腿四頭筋はその名の通り『大腿直筋』、『内側広筋』、『外側広筋』、『中間広筋』と4つに分かれています。

ただこの膝伸ばし

膝の向きが外を向いていると『外側広筋』に、内を向いていると『内側広筋』に働きやすくなります。

一概に膝伸ばしといっても膝や足首の向きで使用する筋肉が変わってくるんです。

膝の痛みを改善するには

膝の痛みも様々なパターンがありますが、

『膝が痛くなった原因』を探してアプローチする以上に痛くなった原因の動作はなんなのか』を探さなければ根本的な解決にはなりません。

歩いている時に足首がいつも外側に向いていて『使う筋肉が偏っている』と膝の痛みが強くなっている事があります。

この場合大腿四頭筋の『外側広筋』という部分ばかりを使用したのが『痛くなった原因』になるので、まず外側広筋をストレッチし『内側広筋』を使うようアプローチするのが正解です!

しかし先程述べたように膝の痛みを根本的に治すには『上記の歩き方』を変えなければいけません。

それが痛みが出現した本質であり、修正しないと症状がぶり返してしまうからです。

『足首を真ん中にして歩くようにしてください』や『少し内股気味に歩くようにしてください』をという言葉を伝え、それを患者さんに習慣化させることが根本改善のための一番大切なアプローチになります。

今回のケースのように大腿四頭筋の一部が筋力低下してしまい膝痛の原因になっているのであれば、『膝伸ばし』が有効である可能性はあります。

ただし歩き方と同様に、『膝伸ばし』も足首の向いている方向によって逆に痛みが悪化してしまう原因にもなりうるのです。

良かれと思ってやっている動作が痛みを悪化させる可能性があるなんてビックリですよね。

有効的な膝伸ばしの方法

じゃあどうすればいいんだよ!って事なんですが、

『足首が真ん中を向くようにして膝伸ばしする』が正解になります。

そうすれば大腿四頭筋全て均等に使用できるからですね。悪化する事もまず無いと思っていただいて大丈夫です☺︎

『膝伸ばし』…行うは易しですが、行動一つとっても理学療法士目線から見ると実はすっごく深いんです笑