こんにちは。快活整体 Live Foreverの木村亮介です(^^)
皆さんは「何でこんなところが痛くなるんだ?」という経験はありますか?
今回は左の肩甲骨と肋骨付近だけにズキズキとした痛みが出現して困っているという珍しい方を担当したので、ご報告させていただきます。

理学療法評価
5年ほど前に懸垂をした際に痛みが出現し、その時から左の肩甲骨と肋骨付近が時折ズキズキと痛みようになったそうです。
他の整体にいったりトレーニングを行っても改善がみられなかったとのこと。
こうゆう場合は筋肉をマッサージしたり下手にトレーニングを行っても症状が改善しないことが多いです。
では何が原因なのか?

肩の筋力を評価してみると、左の前鋸筋、肩甲下筋、棘下筋の筋力低下が見られます。
また肩甲骨を動かしてみると肋骨とこすれるような違和感があったり、肩の可動域が狭く肩甲骨の動きがむしろ過剰になっています。
おそらく【肩甲骨の位置不良】【筋力低下による収縮時痛】【疼痛部周囲の緊張】が原因と判断。
上記の改善にて疼痛の消失を図ることにしました。
整体
まず左右の姿勢のズレを正さないと効果が薄くなるので、肋骨、鎖骨、肩甲骨周囲の緊張を落とします。
その後痛みに影響している左肩関節の関節可動域練習、前鋸筋、腱板の筋力exを実施。
最後に肩甲骨の位置をPNFという方法で修正。また位置を固定する練習も併用して実施しました。

5年前から発症しているためぶり返しが何度かあると思いますが、翌日までは痛みが無かったそうです。
この方は現在も週1回通ってくださり、徐々に痛みの頻度も減ってきております。
最後に
痛みの原因は筋肉・組織の緊張だけでなく、時に筋力不足で生じることがあります。
筋力不足で痛みが生じている時はマッサージが逆効果になってしまうことも。
一般的な整体ではなかなか対処できない部分なので、こうゆう時は理学療法士のアプローチが有効になります。
中々痛みが改善せずに困っている場合は、お気軽に当院までご相談ください(^^)