リハビリ

変形性脊椎症のリハビリでご来院された60代男性

こんにちは!東京墨田区押上にある『快活整体 Live Forever』です(^^)

唐突ですがあなたはコリや怠さはなぜ生じると思いますか?

実はコリや怠さは、筋肉の使い過ぎ、不良姿勢をとっているよりも脊柱の構造が影響していることが多いです。

特に脊柱は頸椎、胸椎、腰椎に分類することができ、それぞれの位置関係や可動性が悪くなることで周囲を囲っている筋肉が硬くなります。

今回は脊柱のアライメントが悪く、コリがすぐに戻ってしまう方を担当させていただく機会がありましたのでご報告させていただいたきます(^^)

理学療法評価

症状を聞くと、子供のころから体のコリや怠さを感じることが多く、マッサージや整体を受けてもすぐに戻ってしまうとのことでした。

先程も冒頭で述べたように、コリや怠さの症状がすぐに戻ってしまう場合は、脊柱の構造、そして関節や生活動作に問題がある事が多いです。

脊柱を評価すると胸椎の可動性が低下しており、頸椎から腰椎までアライメントがまっすぐになっています。

脊柱はS字状にカーブしていることが望ましいです。

関節を評価すると、股関節が常に外に開いた姿勢をとっています。

まずは脊柱や関節を適切な位置に戻す必要があります。

短期目標を脊柱のアライメント改善、胸椎の可動性向上、股関節の可動域改善とし、ゴールをコリや違和感の消失としました。

整体

最初に頚椎、胸椎、腰椎の関節モビライゼーション、股関節の関節可動域訓練を実施。

その後胸椎の可動性と股関節の固定力を向上させるためマットexを実施。

最後に適切な姿勢を保つためのバランスexと歩様の修正を行いました。

上記のアプローチで、すぐに症状は改善しませんでしたが、翌日以降コリやだるさがそこまで元に戻らなかったとのこと。

この方は症状の出現時期がかなり昔のため、何回か同じアプローチを繰り返し身体に『この姿勢が正しいんだよ』と刷り込ませる必要があります。

この方は3ヶ月ほど週に1回通っていただき、コリや違和感の出現頻度がだいぶ少なくなったため、終了となりました。

最後に

人間の体は『形状記憶合金』のようになっており、元に戻ろうとする作用が働きます。

構造が変わらない限り、そこに付着している筋肉もすぐに戻ってしまうのでコリや怠さはとれません。

当院ではコリや違和感が元に戻らない体作りを心がけてアプローチを行っています。

どこに行ってもすぐにコリや違和感の症状が戻ってしまうという方はお気軽に『快活整体 Live Forever』にご連絡ください(^^)

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