こんにちは。
快活整体 Live Foreverの木村亮介です(^^)
歩いているときの右股関節痛でお悩みの方を担当させていただいたので、ご報告させていただきます。
理学療法評価

この方は3年前から右股関節の痛みが出現したそうです。
整形外科に受診すると「関節は変形していないので、ストレッチと運動で対処をしてください」と伝えられたそうです。
そのまま月日が経ちますが、痛みは徐々に強くなっているとのこと。
さらに詳しく聞くと、しゃがみ込むときに股関節の付け根が詰まるような痛み、歩く時に同じ場所に痛みがでる特徴が。
おそらく関節の可動域が狭くなっていること、股関節の前側の筋肉が緊張していることが痛みの原因と判断。
触診を行うと、やはり縫工筋、大腿筋膜張筋、薄筋、臀筋と股関節周りの筋肉が硬くなっています。
短期目標は股関節周囲の緊張緩和と可動域改善、ゴールは疼痛の解消としました。
リハビリ

まずベッド上で右股関節の関節可動域練習と緊張している筋肉のリラクゼーションを実施。
その後股関節周囲の筋力トレーニングを行いました。
最後に段差昇降練習と歩行の修正を実施し終了。
この日で疼痛は0になり、歩行するときも軽くなったそうです。
また疼痛がぶり返すようであれば再来店していただくようお伝えさせていただきました。
最後に

『股関節の動きが固くなっている』ことが股関節痛の原因として一番多いです。
よくネットの情報をみて痛みを解消するために、積極的に筋トレされる方がいますが、逆効果になることもあります。
できれば、まず『股関節の可動域を上げる』ことを目標にしていただくことをおすすめします。
それだけで痛みが解消することも多いです。
もしご自身でストレッチするのが難しい場合は整体にお願いすることも有効です。
同じような股関節の痛みでお悩みの場合、当院でも対応が可能なのでお気軽にご相談ください(^^)