こんにちは。東京墨田区押上にある『快活整体 Live Forever』です(^^)
皆さんは腰椎圧迫骨折という骨折を聞いたことはありますか?
「腰骨を折った!」「背骨を骨折した」という場合は高確率で『腰椎圧迫骨折』の場合が多いです。
高齢者の方が増えるにつえ腰椎圧迫骨折の件数は年々増加しています!
またスキーやスノボで転んで骨折する若い方も意外と多いんです(*_*)
当院でも自宅の階段で転倒し圧迫骨折が生じた男性を診る機会がありましたのでご報告させていただいたきます(^^)
理学療法評価

5ヶ月前に腰椎圧迫骨折を受傷し総合病院に救急車で運ばれ、コルセットと痛み止めだけ処方され自宅に帰ったそうです。
現在急激な痛みは出なくなったそうですが、仕事に支障が生じる疼痛が残存しており、その痛みを和らげて欲しいため当院に来院されました。
基本的に圧迫骨折の急性期はコルセットを着用して、安静に過ごすのが一番良い対処法になります。
しかし、急性期がすぎると2次的に骨折部周囲の筋肉が張ったままとなるため、腰痛が残存する事が多いです。
骨折による疼痛は消失しており、筋肉の張りと腰椎の可動性低下が腰痛の原因と判断。
短期目標を腰背部の筋の緊張緩和、腰椎の可動性向上とし、ゴールを腰痛の消失としました。
リハビリと再評価

骨折からきた筋の異常緊張は、強い指圧やストレッチは逆効果になることが多いです。
そのため疼痛を軽く感じる程度の強さでリラクゼーションを実施しました。
この方はコルセットの着脱許可が降りているのですが、痛みが強くなりそうなのでいまだにつけたまま生活しているとのこと。
コルセットを着用していると、腰の安定性は向上するのですが、腰痛の可動性はどんどん悪くなるので、あまりいい傾向ではありません。
そのため、骨盤の前後傾運動を行い、腰痛の可動性向上を図りました。
上記アプローチ実施後は筋肉の異常緊張も緩和し動きやすくなったとのことです。
この方は3ヶ月ほど週に1回通院していただき、疼痛が消失したため終了となりました。
最後に

筋の張りも原因は様々であり、ただ強く指圧したりストレッチを行えばよいわけではありません。
時には弱化している筋肉を強化したり、姿勢を整えて負担を軽減するアプローチも必要になります。
話がそれましたが、腰椎圧迫骨折をした後も適切な対処を行わないと、疼痛が軽減しません。
「腰椎圧迫骨折後に動けなくなってしまった…」
「骨折後から腰痛がとれない」
というお悩みを持つ方はお気軽に『快活整体 Live Foerver』にご連絡ください(^^)