肩こり

背中の張りでご来院された30代男性

こんにちは!

快活整体 Live Foreverの木村亮介です(^^)

皆さんはスマホやパソコンを見すぎて【背中のハリ】が気になったことはないでしょうか?

当院ではリモートワーク中の若い方もご来院されることが多く、訴えられる症状のほとんどが【肩こり】や【背中のハリ感】です。

今回は【背中の張り感】がとても強くて困っている方を担当させて頂く機会があったので、詳しい施術の流れを解説していきたいと思います。

理学療法評価

この方はITの仕事をされており一日中パソコンに触れるそうです。

リモートワーク中で休憩時間はストレッチをするそうですが、なかなか背中のハリ感がとれず症状も辛くなってきたので当院にご来院という形になりました。

また運動はあまりする機会がないとのこと。

いかがでしょう…多くの方が今回の方と同じような背景に当てはまるのではないでしょうか?

最初に正解を言いますが、【胸郭】と【胸椎】という箇所の動きが悪くなっているパターンがほとんどです。

理由は在宅ワークによる【活動量の減少】【長時間の同一姿勢】によって各組織への酸素供給が減少するためです。

酸素の供給が減少するということは心肺機能も衰えており、その影響で胸郭が活動せず肋骨や胸椎が固くなります。

それが現代に特有の【背中のハリ】に繋がるというわけです。

ではどのように解消すれば良いのか?

解消する方法は【胸椎の位置を矯正・ストレッチする】【肋骨の硬さをとる】【胸郭の動きを促す】【有酸素運動をする】です。

この方も例にもれず胸郭と胸椎の動きがとても悪くなっており、そこを修正すれば症状は緩和すると判断。

短期目標を【胸椎と胸郭の可動性改善】とし、ゴールを【背中のハリ感減少・消失】としました。

整体

前置きが長くなってすいません笑

まずはもう一度確認のため、この方の脊柱の動きや位置・背中のハリ感の触診を行います。

やはり胸椎の一部箇所の位置や動きが悪くなっており圧痛も生じています。

まずはモビライゼーションという手技で動きと位置を修正します。

少し動きが見られたところで仰向けになっていただき、胸骨と肋骨の緊張している所をマニピュレーションという手技でほぐします。

その後に私が胸郭の動きを促しながら深呼吸を何回か実施。

最後に胸椎のストレッチを実施しこの日の施術は終了しました。

この方は若いのでご自身で対処できると思い、まずは【有酸素運動】【胸椎のストレッチ】の指導をさせていただきました。

また毎日胸骨や肋骨の固くなっている部分もマッサージしていただくよう説明。

セルフトレーニングで症状が改善しない場合はまた当院にご来院いただくようにさせていただきました。

最後に

近年の肩こりや背中のハリの多くは【胸椎】と【胸郭】の動きが減少するために生じています。

同じような症状でお困りの方は、まずは今回説明させていただいたセルフトレーニングを行ってみてください。

ストレッチやほぐしの方法は基本的になんでもOKです!

「胸椎 ストレッチ」「肋骨 ほぐし」などで検索して出てきたトレーニングを試してみてください。

もし「自分で治すのが難しい」と感じる場合は、一人で悩まずにお気軽に当院までご相談ください(^^)

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