快活整体 Live Foreverの木村亮介です(^^)
「最近足が痺れるようになった」
「症状をネットで調べたら坐骨神経痛かもしれない…」
そんなお悩みを抱えている方に、今回は坐骨神経痛の概要から治し方についてご説明させていただきます。

坐骨神経痛について
坐骨神経痛はその名の通り、足を通っている神経の一つ『坐骨神経』にしびれが生じる事をいいます。
坐骨神経は膝うらで足首を動かす神経である【総腓骨神経】と【脛骨神経】に分岐するため、その影響で膝下〜足首にかけてしびれが生じるというわけです。
上記の通り坐骨神経の症状を指し病気の名前ではありません。
なので坐骨神経に痛みが生じる原因は様々あり下記でご説明させていただきます。
腰椎椎間板ヘルニア
一つ目の原因は腰椎椎間板ヘルニアです。
椎間板の中にある髄核という部分がはみ出てしまい、神経を圧迫して神経症状が出る疾患です。
腰椎とよばれる箇所で生じることが多く、坐骨神経を支配している神経根が圧迫されてしまうので坐骨神経痛が生じる流れになります。
体を前にかがめると症状が強くなる特徴があります。

腰部脊柱管狭窄症狭窄症
腰部脊柱管狭窄症も坐骨神経痛の原因になります。
椎体の位置がズレることで坐骨神経を支配する神経根が圧迫されてしまい症状が生じるという流れになります。
腰椎椎間板ヘルニアと逆で、体を伸ばそうとすると症状が強くなる特徴があります。

お尻の筋肉が硬くなっている
お尻の筋肉が固くなることで坐骨神経痛が生じることもあります。
特に【梨状筋】というおしりの筋肉が硬くなり坐骨神経が圧迫され痛みが生じるケースが多いです。
他にも【ハムストリングス】【腓腹筋】【前脛骨筋】など坐骨神経と関連している筋が硬くなることでも症状が生じます。
坐骨神経痛と同様に、よく脚がつりやすい方は筋肉が固くなっている場合が多いです。

坐骨神経痛の治し方
坐骨神経痛を治すには原因を把握することがとても重要です。
- 筋肉がかちかちに固くなっている
- あまり運動やストレッチをする習慣がない
という原因であれば今回お伝えさせていただく方法で治る可能性が高いです。
ただし【腰椎椎間板ヘルニア】【腰部脊柱管狭窄症】で坐骨神経痛が生じている場合は、筋肉をほぐすだけで治る可能性は低いかもしれません。
もし「何年も症状が続いている…」「マッサージや整体に行っても一向に良くならない…」という場合は整形外科にかかりCTやMRIを撮ってもらうことをおすすめします。
こちらではご自身で可能な対処法についてお伝えしていきます。
腰やお尻の筋肉を温める
温熱には筋肉を柔らかくする効果があります。
またリラクゼーション効果もあるので、神経痛を緩和させることも可能です。
薬局で売られている【ホットパック】と呼ばれる物を使用するのがおすすめです!

腰やお尻の筋肉をほぐす
先程お伝えした梨状筋やハムストリングスなど、固くなっている筋肉を柔らかくすると坐骨神経痛が改善する可能性が高いです。
特に梨状筋症候群と言って、梨状筋が固くなり坐骨神経が圧迫されて神経痛が生じるパターンは非常に多いです。
安易に「坐骨神経痛は治らない」と思って対処をやめてしまうのはもったいないので、自分で行うのが難しい場合は整体にいくのもおすすめになります。

無理にストレッチや運動を行わない
神経痛は無理に筋肉をストレッチしたりトレーニングをすると症状が悪化することがあります。
軽く行う程度ならいいのですが良かれと思って無理に行ってしまう方が少なくありません。
特に【腰痛椎間板ヘルニア】【腰部脊柱管狭窄症】で無理に行うのはNGです。
症状が発生して1〜2週間は温めたりマッサージで対応し、それでも治らない場合は整体や整形外科に行かれるのが良いと思います。

最後に
いかがだったでしょうか?
坐骨神経痛はきちんと対処を行えば症状を緩和することが可能です。
【神経痛は手のうちようがない】という常識はもう古いです。
私のオススメとしては、まずお伝えした対策を行っていただき症状が緩和しない場合は整体にいかれるのがよいかと。
ひどい坐骨神経痛の場合は【腰部脊柱菅狭窄症】【腰椎椎間板ヘルニア】の可能性があるので、一度整形外科に相談していただくのがよいです。
当院では坐骨神経痛に対する適切なアプローチが可能なので、症状でお困りの方はお気軽にご相談ください(^^)