こんにちは!墨田区押上にある『快活整体 Live Forever』です。
早速質問ですが、皆さんは一日どのくらいスマホをみていらっしゃいますか?
ちなみに日本人がスマホを見る平均時間は3時間46分と言われています!
「あれ?意外と少ないな…」と私は思ったのですが皆さんはいかがでしょうか?
しかし、デスクワークを行っている方やリモートワークを行っている方は、パソコンやスマホを見る時間はもっと長くなります。
そこで問題になってくるのが肩こりや首こり。
でもそのこり…もんだりストレッチしても解消できていないのではないでしょうか?
もしかしたらそれは『ストレートネック』が原因かもしれません。
今回はストレートネックの概要と治し方についてご説明させていただきます。
ストレートネックについて
頚椎というのは背骨の首の部分にある7つの骨を指します。
頚椎は前湾といって、前に凹んでいる形がになります。
この凹みが減少して、7つの骨がまっすぐの形になってしまった状態をストレートネックといいます。

ストレートネックは、パソコンでお仕事をされる方やスマホを多く触っている方に多いと言われています。
ちなみに皆さんはパソコンやスマホを触る際に真正面を向いているでしょうか?
おそらくほとんどの方が『下を向いて』作業していると思われます。
下を向いている時間が長いと、頭の重さを支えようと肩の筋肉が無理に頑張ろうとしてしまいます。
自然に顎も前に出てくるので、頚椎が引っ張られてしまいストレートネックになってしまうんです。
これがストレートネックが肩こりの原因と言われる所以です。
ストレートネックになってしまうと、筋肉の張りを解消してもすぐにコリが戻ってしまいます。
なぜなら頚椎の構造そのものが治っていないためです。

ストレートネックの簡単な調べ方があります。
図のように壁に背をつけて頭がつかない場合は、ストレートネックのの可能性があります。
詳細に調べるにはレントゲン撮影が必要です。

ストレートネックの治し方
ストレートネックを治すには頚椎の構造を元に戻す必要があります。
下記に詳細な治し方を記載させていただきます。
①顎を引くようにする
ストレートネックの場合は頭が前の方へ変位するのが特徴です。
顎を引くと頭が後ろの方に変位し、肩や首の負担が分散されます。
頚椎を凹ませるための筋肉が正常に機能し、構造を正常に戻そうとする作用が働きます。

②前斜角筋を緩める
ストレートネックの場合は前斜角筋という筋肉が緊張しやすいです。
前斜角筋をストレッチすることで、コリ感が減少しストレートネックの改善に繋がります。

③パソコンスタンドを使用する
パソコンスタンドを使用することで、目の高さに画面の位置が設定でき、下を見ずに作業ができるようになります。
肩こり、首こりの解消に繋がり、まつストレートネックの改善になります。

④枕を変える
近年はストレートネックにお困りの方に対する枕が増えてきています。
自分に合った枕を使用することで、ストレートネックの改善効果があると言われています。
今の枕が合わないと感じている方は、一度他の枕も試してみることをおすすめします。

⑤頚椎の矯正を行う
頚椎の矯正はご自身でも可能な場合があります。
図のように頚椎の真ん中部分にタオルをひっかけて、顎を引きながらタオルをひっぱる方法がおすすめです。

ただし、長期に及びストレートネックが続いていると、頚椎の動きが固まっている可能性が高く、なかなか効果が見られないパターンもあります。
ストレートネックの整体
当院で行うストレートネックの整体は、頚椎の構造を正常の状態に戻そうとする方法を使います。
頚椎モビライゼーションという理学療法士がよく使う手技です。
カイロプラクティックのように、ボキボキしたり急激な運動を伴わないため、安全に行えるかつ矯正力も高い方法になります。
指先でジワ〜っと頚椎の出っ張っている箇所を押していきます。
また、併発している肩こり、首こりに対する適切な施術も可能です。
若い方であれば、一度の施術でもだいぶ症状が緩和することが多いです。

最後に
いかがだったでしょうか?
近年の肩こり、首こりの傾向として、ストレートネックが原因のケースがとても増えてきています。
ストレートネックの治し方として、セルフで行える対策を記載させていただきましたが、なかなか一人で改善するのが難しいのが現状です。
「しっかりとストレートネックを治したい」「肩こり、首こりが再発しないようにしたい」という方はぜひ当院までお気軽にご連絡ください(^^)