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しびれ(神経痛)

頚椎症の種類とリハビリを理学療法士が解説します!

こんにちは!

快活整体 Live Foreverの木村亮介です!

早速ですがこんなお悩みを抱えていないでしょうか?

  • 「腕から先がしびれる」
  • 「一部の感覚が鈍くなっている」
  • 「自立神経が乱れている気がする」

しびれは特に困るよな。

腕のしびれは生活にかなり支障がでるからね。

今回はしびれの原因として多い頚椎症の種類や治療についてご説明させていただきます。

一万人以上のリハビリ経験をもつ私が解説します!

頚椎症とは

頚椎症は『頚椎症性脊髄症(CSM)』と『頚椎後縦靭帯骨化症(頚椎OPLL)』の2つを指す事が多いです。

分けて解説させていただきます。

①頚椎症性脊髄症

頸椎症性脊髄症は加齢で脊柱管が狭くなり、そこに頚椎の運動や外力が加わることで麻痺を発症する疾患です!

脊髄に対する静的・動的圧迫因子、循環因子が複雑に重なり合い発症すると言われています。

ようは年とると神経の通り道が狭くなりやすいってことだろ?

まあそうゆうことね。

靭帯骨化症や椎間板ヘルニア等でもない場合に診断される除外疾患です。

②頚椎後縦靭帯骨化症

脊髄の靭帯には前縦靭帯、後縦靭帯、黄色靭帯などがありますが、この中の後縦靭帯が骨化することで神経を圧迫する疾患を後縦靱帯骨化症といいます!

日本では40歳以上の方に好発し、2:1で男性に多いです。

これは突発的な病気なんだな。

そうなのよ、手術する必要があるからすぐ病院にかかりましょう。

昔は日本人の発症割合が多くJapanese diseaseと呼ばれていました。

発症原因は今も不明で全体的骨化素因、局所の力学的要因、炎症、ホルモン異常、カルシウム代謝異常、糖尿病、遺伝、慢性外傷、椎間板脱出、全身的退行変性などさまざまな説があります。

CT 、MRI にて後縦靭帯の骨化が見られ神経症状がある場合に診断されます。

頚椎症のリハビリ

頚椎性のリハビリはお医者さんの許可をとりながら進めていくのが重要です!

腕のしびれや感覚異常がある場合は必ず整形外科にかかるようにしてください。

しびれが酷い、後縦靭帯骨化症の場合は下手に動くと症状が悪化する可能性があります。

手術をする場合は神経の圧迫をとり症状の緩和と予防を目的に行われます!

手術方法は前方除圧固定術、椎弓形成術、椎弓切除術がありますが、近年は椎弓形成術を行うケースが多いです。

手術すれば症状は楽になるから安心して大丈夫だ。

怖くてもすぐ病院にかかることが大切よ。

しびれが軽度であったり高齢の場合は保存療法を選択することもあります。

医師から許可が降りたらリハビリを開始していきます。

頚椎症で問題になるのは以下の症状です!

  • 頸部の張り
  • 手足のしびれ
  • 感覚の低下
  • バランス能力の低下

リハビリでは頸部のリラクゼーション全身のストレッチ筋力トレーニングバランストレーニングを行います。

特にしびれや感覚障害があると転倒するリスクが高いのでバランストレーニングがとても大切です。

頸部の緊張が引かない時はホットパックを使用した温熱療法を行う場合も多いです。

最後に

頚椎症は手先だけでなく全身に影響がでるため、そのままにしておくと重症化する可能性が高いです。

必ず整形外科にかかってください!

その代わりしっかりと治療を行えば症状が寛解することも少なくありません。

私も病院時代に頚椎症の患者さんを100症例以上担当させていただきましたが多くの方は症状が軽減しています。

当院でも頚椎症のリハビリが可能なので症状でお困りの方はお気軽に当院へご相談下さい!

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