こんにちは!
快活整体 Live Foreverの木村亮介です(^^)
早速ですがこんなお悩みを抱えていないでしょうか?
「肩が痛くて眠れない…」
「五十肩だと思って放っておいても痛みが全然ひかない…」
「病院で腱板損傷と診断され薬だけ渡された…本当に大丈夫?」
腱板損傷ってのは聞いたことないな…
五十肩とはどう違うのかしら?
今回はそのようなお悩みをもつ方に【腱板損傷】の治し方を詳しくお伝えさせていただきます!
理学療法士の私が解説します!
腱板損傷について

腱板損傷は外傷・加齢・スポーツ外傷により肩関節を支えている【腱板】が傷つく疾患です。
【腱板断裂】や【石灰沈着性腱板炎】も腱板損傷の一部です。
腱板は【棘上筋】【棘下筋】【小円筋】【肩甲下筋】と呼ばれる4つの小さい筋肉で構成されており、この筋肉が肩関節を安定させる役割を果たします。
この4つの筋肉が関節を安定させるんだな
そう!小さい筋肉だからあまり目立たないけどね
腱板が傷ついたり弱ってしまうと他の筋肉が肩関節を支えようと負担がかかり痛みが生じるという流れになります。
特に大結節の付近は損傷の危険地帯と呼ばれていて腱板断裂が好発しやすいです。
損傷されやすい筋肉はダントツで棘上筋です。
腱板損傷=棘上筋の損傷ともいえるな
他の筋肉が傷つくケースもあるから一概に言えないけどね
40歳以上の男性や右肩に好発し発症年齢のピークは60代と言われています。
肩の運動制限と痛み・夜間痛を訴えますが、痛みで睡眠がとれないことが受診する理由として一番多いです。
肩関節周囲炎と違うところは関節の動きが固くなりずらい点です。
「肩を動かす時にうまく力が入らない」「肩の前上面で軋轢音がする」という訴えもあります。
腱板は一度傷ついてしまうと自然に治すのが難しいため必ず整形外科に受診する必要があります。
腱板損傷の治療

腱板損傷の治療は一部か完全に断裂しているかで流れが変わり、完全断裂の場合は手術適応になります。
手術は腱板断裂手術、上方関節包再建術、人工肩関節置換術のどれかを選択することが多いです。
一部の断裂や高齢者の場合は手術を行わないことも。
手術後はどんな経過なのかな?
精細な関節で手術後も痛みが残りやすいの
腱板断裂の後はリハビリを行うことになり、時期と症状の強さに応じて内容が変化します。
保存療法の場合は五十肩と同じ内容になりますので下記のブログをご参照ください。
手術した場合は手のむくみが出現するので、まずは手関節や肘関節周囲のマッサージを行います。
一ヶ月位は痛みが強いので無理のない範囲でリハビリを行います。
並行してアームスリングという肩を支える装具を着用する必要があります。
痛みが落ち着いてきたら徐々に【肩関節の関節可動域練習】【肩周囲のむくみ改善】【握力トレーニング】を開始。
3ヶ月経過したらだいぶ痛みも落ち着くので、もう少し負荷をあげて【タオル拭き】【プーリー】【棒体操】を追加。
ある程度自分で肩を動かせるようになったら生活動作を取り入れた訓練を行い、問題がなくなれば終了という形になります。
最後に
いかがだったでしょう?
「こんなに時間かかるの…?」と思われた方も多いのではないでしょうか。
はい。腱板損傷のリハビリはかなり時間がかかります(^_^;)
腱板損傷はうまい先生にやってもらったらすぐに治るというものではありません。
きちんとリハビリをしてくれる整形外科や理学療法士のいる整体に行く必要があります。
きちんとリハビリを継続すれば以前のように肩が上がるのでご安心ください。
腱板損傷のリハビリは根気が重要です!
当院でも腱板断裂に対するリハビリが可能なので肩が痛くてお困りの方はお気軽にご相談ください(^^)
私がリハビリします!