「肩が痛くて上がらなくなってきた」
「また五十肩かな?」
じつは五十肩じゃなくても肩がだんだん痛くなる疾患があります。
それは【変形性肩関節症】です。
今回は変形性肩関節症の概要とリハビリ内容について触れていきます(^^)
変形性肩関節症とは

変形性肩関節症は、加齢や可動域不良にて負担がかかり、肩関節周囲が変形してしまった状態をさします。
肩関節は股関節や膝と違い体重がかからない場所なので、変形することは比較的すくないです。
しかし肩周囲が骨折したり、五十肩になったり、肩に負担がかかると軟骨が変形してしまうケースがあります。
この負担の状態が長引くと、変形性肩関節症につながってしまうという寸法です…。
医師がレントゲンやMRI等の画像を見て診断が確定します。
重度であり生活に支障がかなり生じている場合は人工骨頭置換術や人工肩関節置換術という手術を行うことも。
変形性肩関節症のリハビリ

変形性肩関節症ではリハビリが有効です。
手術後や肩の痛みが強い場合は、セラピストが肩をストレッチしたり、タオルでテーブルを拭くリハビリを行います。
また握力のトレーニングや棒体操を取り入れることも。
痛みが収まってきたら、肩周囲の筋力トレーニングや実用的な動きをリハビリに組み込んでいきます。
肩の可動域や痛みが改善し、生活に支障がなくなった時点で基本的にリハビリは終了になります。
セルフの対策としては、肩を温めたり、先程お伝えしたテーブル拭きがおすすめです。
最後に

変形性肩関節症を放置していると、痛みがどんどん強くなることも多いです。
リハビリを行うことで可動域を改善したり、痛みを減少させることが可能なので、まずはお医者さんに相談することをおすすめします。
もし病院でリハビリを行えない場合は、整体や自費リハビリ施設での改善も可能です。
当院でも変形性肩関節症のリハビリは可能なので、症状でお困りの方はお気軽にご相談ください(^^)