整体

筋膜について

整体やリハビリ関係で働いている方は必ず1回は聞いたことがある『筋膜』という言葉

特に筋膜リリースはTVやその他メディアでも紹介され大きなブームになりましたよね。

一般の方にも知られるようになりましたが、どうゆう仕組みなのか詳しく知っている方は少ないと思います。

今回は筋膜についてとその手技について私になりにまとめてみました。

筋膜について

筋膜とは筋肉を包んでいる膜で、身体全体にはりめぐらされています。筋繊維や器官、神経などとも連結していて三次元的に全身を覆っており、第二の骨格1)とも呼ばれています。

筋膜は浅筋膜、深筋膜、筋外膜、筋周膜、筋内膜と連続して層になっており、すべての筋組織はお互いに滑りあうように動きます。筋膜には筋肉を保護する作用、筋収縮時の滑りを助ける作用、血管や神経、リンパ管を支えて通過させる機能があります。

健康長寿ネットより

筋膜というのはウェットスーツのように全身を覆う膜の事で、筋膜が捻じれることで原因部位でない場所に痛みが出現したり、内臓や関節の位置関係が悪くなり不調を来すといわれています。

整体で足首を施術すると腰痛が楽になったり、頸部を施術すると頭痛が治ったりなど聞いたことがあると思います。

これは緊張している筋膜が緩み関節や臓器が正常の位置に戻ることで症状が緩和するという前提に基づいているためです。

それを改善するための手技が筋膜マニピュレーションや筋膜リリースになります。

筋膜リリースについて

筋膜リリースは自分の身体の硬い部分、伸びにくい部分を感じとり、ゆっくりと呼吸しながら行います。一部分により固まったコラーゲン繊維とエラスチン繊維を解きほぐしていくのですが、解きほぐれるまでには時間を要するので無理せずに痛みを出さないようにしてゆっくりと伸ばしていきます。最初は20秒~30秒から始め、90秒以上行えるように慣らしていきます。

健康長寿ネットより

よく世間に知られている筋膜リリースは

『硬くなった筋膜を伸ばして体のずれを戻しましょう』というものになります。

なので方法自体は複雑なものではありません。

難しいのは『本当に筋膜レベルで触れているのか?』という所です。

一般の方は筋膜に触れている感覚を鍛えていないので、筋膜を通り越して筋肉まで伸長しているケースが多いです。

施術されている側が『押されている圧迫感』を感じている場合は筋レベルまで伸長してしまっています。

コツは押されている圧迫感から少しづつ力を抜き、ヌルヌルしている感覚で行うことです。

最後に

近年、筋膜施術を売りにしている整体院さんが多いので私なりに取り上げさせていただきました。

筋膜リリースは私も必要に応じて使うことのある方法ですが、筋膜を伸ばせば体の悩みやねじれが全て解決するわけではありません!

もちろん筋膜施術は素晴らしい方法です。

しかし、脊柱や骨のズレ、靭帯損傷、筋肉の緊張具合、普段の生活習慣、物事のとらえ方など

筋膜以外にも姿勢や不調に関係する原因はたくさんあります。

患者さんの背景、既往歴、生活習慣、普段の動作など様々な所から包括的にとらえ本質を改善していく施術が最も大切です。