墨田区押上にある『快活整体 Live Forever』です(^^)
この記事を見ている方はおそらく
「最近すごく肩が痛い…年齢も近いし五十肩かな?」
「痛くて肩が動かせない…どう対処したら良いの?」
というお悩みを抱えている方がほとんどだと思います。
今回はそのような方に【四十肩 五十肩】の判別方法や治し方について詳しくご説明させていただきます。

四十肩 五十肩について
四十肩と五十肩は正式名称を『肩関節周囲炎』といいます。
腱板損傷や石灰沈着性腱板炎ははっきりとした原因が分かっていますが、肩関節周囲炎は判明しておりません!
※加齢による影響と一般的にいわれております。
よく肩関節周囲炎と間違えられる病気は先程あげた【腱板損傷】や【腱板炎】です。
腱板損傷や腱板炎の場合は安静にしているだけで痛みは治らない、肩関節周囲炎は安静にしてるだけで痛みが治る場合がある特徴があります。
しかし自分で判別するのは不可能なので、整形外科でエコー・CT・MRIといった画像診断をしてもらわなければなりません。※レントゲンでは判別できません。
肩の構造に問題が生じていないにも関わらず痛みが生じている場合に【肩関節周囲炎】という診断がされます。

肩関節周囲炎は片側だけの場合ともう片方にも発症してしまう場合がありますが、後者の方が確率が高いといわれています。同時期に症状が起きるケースはほとんどありません。
痛みはピークを迎えるまでに数ヶ月かかり、ピークをすぎると自然に和らいでくる傾向があります。
症状が重い方は完全に治るまでに1年を要することも。
また症状が落ち着いても、「肩を動かすと痛い」という理由で安静にしたままにすると【肩の拘縮】が発生してしまう恐れがあります。
肩の動きを戻せるかどうかは、痛みが緩和した後のリハビリや整体がとても重要です。

四十肩 五十肩の治し方
肩関節周囲炎を防ぐことは難しいですが、発症した後に症状を和らげたり動きを治すことは可能です。
時期別に分けて治し方をご説明させていただきます。
急性期:発症日~1カ月
この時期に無理な運動を行うのはNGです!
炎症が生じている時期なので、抗炎症薬を飲んで休むことがとても重要になります。
痛みがひどい場合はヒアルロン酸注射やキシロカイン注射が行われることが多いです。
肩に熱感があるときはアイシング(冷やす)が適切な対応になります!

維持期:1カ月~半年
1カ月を過ぎると痛みが落ち着く時期が訪れます。
この時期からリハビリを積極的に開始するのがポイントです!
具体的には【筋力の回復】【関節の動き改善】【生活動作の改善】を目的に、肩関節の【振り子運動】や【関節可動域練習】というトレーニングを行っていきます。
もう少し痛みの症状が落ち着いてきたら【上肢の筋力トレーニング】や【生活動作の練習】をとりいれます。
特にバスタオルでテーブルや壁をふく【タオルサンディング】、棒を使ってストレッチを行う【棒体操】、輪っかを高いところに引っ掛ける【輪っかトレーニング】をよく私は使います。
また回復を早めるには【握力のトレーニング】もおすすめです。

当院の対応方法
当院では肩の痛みや症状に合わせてリハビリの負荷量を調整していきます。
最初に肩関節の関節可動域と周辺の筋力の評価を行います。
その後、緊張している筋のリラクゼーション、関節可動域練習、必要な筋力訓練を行います。
肩関節は肩鎖関節、胸鎖関節など細かく分けるとアプローチする対象が多いですが、慢性化した肩関節周囲炎であれば一回のリハビリでも効果は感じられると思います。
しっかりとアプローチを行えば肩関節周囲炎の症状は改善します。

最後に
肩関節周囲炎は安静にしていれば治るわけではありません。
適切な対応をするかしないかで1年後、10年後の生活が大きく左右されます!
でも「何年か前に発症したからもう治らないのかな…」と落ち込む必要もありません。
適切なリハビリを行えば、どの時期でも動きを戻せる可能性はあります!
当院では五十肩や四十肩に対する適切なリハビリや整体が可能ですので、症状でお悩みの方はぜひ当院までご連絡ください(^^)