こんにちは!墨田区押上にある快活整体 Live Foreverです(^^)
今回は後縦靭帯骨化症の手術後でバランス能力低下が残存した方が来院されたのでご報告させていただいたきます。

理学療法評価
この方は後縦靭帯骨化症で手と足に麻痺が生じ1年前に手術をされました。
入院中にリハビリを行っていましたが、完全に元の状態にならないうちに退院となってしまいました。
手足の脱力感や歩く際にふらつきが強く、この症状を改善をしたいためご来院。
評価を行うと表在感覚と深部感覚が上下肢共に少し低下しています。
また上下肢の筋出力の一部が弱くなり、バランス能力も低いです。
後縦靭帯骨化症になると長いあいだ脊髄が圧迫されていたため、手術後もしばらく麻痺や感覚障害が残存することが多いです。
しかし手術で脊髄の圧迫は解消されているため、筋肉を刺激したり感覚入力を行うことで回復は見込めます。
短期目標は上下肢の筋出力と全身の支持性向上、感覚とバランス能力の向上とし、ゴールを受傷前の生活レベルに戻すことに設定しました。
リハビリ
まずは治療ベッドで緊張している筋のリラクゼーション、弱化している筋のトレーニングを行います。
その後平行棒で感覚とバランスを向上されるためのディジョックトレーニングとCKCを行いました。
リハビリ後は下肢の支持性とバランスの向上がみられ歩行のふらつきが減少し楽になったとのことでした。
こちらの方は週に1度のペースで2ヶ月間リハビリを行い、受傷前の生活レベルに回復したため終了となりました。
最後に
後縦靭帯骨化症は手術後にリハビリをしっかり行うことで、受賞前の生活レベルに戻れる見込みがあります。
逆に何もしないで生活していると、十分に回復せず不完全なままで症状が固まってしまうことも多いです。
当院では後縦靭帯骨化症に対する適切なアプローチが可能になります!
もし同じような症状でお困りであれば当院で改善できる可能性が高いので、ぜひお気軽にご相談ください(^^)