こんにちは!
快活整体 Live Foreverの木村亮介です(^^)
早速ですが皆さんは今回のコロナ禍でコロナにかかりましたでしょうか?
かくゆう私は一度かかり4日間ほど寝込んでしまいました(^_^;)
コロナの恐ろしいのは後遺症が残りやすい点です。
後遺症には味覚障害、息切れ、倦怠感、脱毛、睡眠障害、etc…ともう数え切れない種類があります。
私も2週間ほど喉の違和感や疲労感がとれずに苦労をしました。
ただ、時たま生活に大きな支障をきたすほど後遺症が残る方もいます。
今回紹介させていただくのは、コロナがきっかけで自律神経失調症になり生活や仕事に支障をきたしてしまった方です。
理学療法評価
この方は1年前にコロナを発症。
その後から動悸やめまいがたまに出現するようになり、朝出かけるのも億劫になるという症状が出るようになりました。
元々自律神経が乱れやすかったそうですが、ここまでひどい症状が出ることはなかったそう。
自律神経の乱れは何かしらのきっかけ(トリガー)で症状が悪化することがあります。
この方の場合はコロナがトリガーとなり自律神経失調症になってしまいました。
自律神経が乱れると交感神経優位になりやすく、血圧や脈拍が上昇する傾向があります。
測定してみると血圧は128/86mmhg、脈拍は100回/分であり、同年代の方に比べると明らかに異常値です。
また不整脈も少し見られます。
血圧や脈拍が落ち着く=自律神経がしっかり調整されている証拠になります。
そのため今回は短期目標を血圧と脈拍の安定化、ゴールを自律神経失調症の改善としました。
整体
まずは身体の緊張を見ていきます。
特に緊張しているのは自律神経失調症に多くみられる「腹部」と「頭部」です。
また脊柱も歪みが生じており姿勢もよくありません。
まずは施術で腹部と頭部の緊張を緩和し、脊柱の構造も修正していきます。
その後エルゴメーターで10分ほど有酸素運動を実施。
最後に生活上のアドバイスをお伝えし初回は終了となりました。
この方はしっかりと生活上の注意点を守っており徐々に症状も改善に向かっております。
現在も週1回ペースで通ってくださり、2ヶ月もあれば普段の症状は緩和すると思われます。
ただ季節の変わり目に変動する可能性はあるので、その点を加味しながら徐々にペースを落としてしばらく通院を継続する予定です。
最後に
コロナをきっかけに自律神経が乱れるようになった方はかなり多いのではないかなと思っております。
今回の方はコロナ発症後に心肺機能が低下し自律神経の乱れにつながったと推察。
皆様も一度以前と比べて体力が戻っているか調べてるのがよいかと。
もし戻っていない場合は自律神経の乱れにつながるので、運動習慣をつけることをおすすめします!
当院では原因を把握した状態で自律神経失調症の施術を行うため、症状でお困りの場合はお気軽にご相談ください(^^)