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リハビリ

パーキンソン病の症状と治療を理学療法士が解説します!

こんにちは!

快活整体 Live Foreverの木村です!

さっそくですがこんな悩みを抱えていないでしょうか?

  • 「身内がパーキンソン病と診断された」
  • 「身体が動かなくなっちゃうのかな…」
  • 「パーキンソン病の治療はどうすればいいの?」

パーキンソン病のことを詳しく知っている人は少なそうよね

中々理解してもらえず辛い人も多いみたいだ

今回はそんなお悩みに対してパーキンソン病の症状と治療についてご説明させていただきます!

パーキンソン病とは

パーキンソン病の症状

パーキンソン病は中脳の黒質から出るドーパミンが不足して出現する疾患です!

アルツハイマー型認知症に続き2番目に頻度の高い神経変性疾患です。

錐体外路という神経の通り道が障害され、自分の身体を上手くコントロールすることが出来なくなります。

脳卒中とはちがうのか?

車で例えると操作の微調整ができないイメージね。

以下がパーキンソン病の四大症候と言われています。

①安静時振戦

ジッとしていると手足がふるえる症状です!

緊張で症状が強くでる傾向があります。

じっとしていると震えるんだな

上肢に出現しやすいですが下肢、頭頂部、唇でみられることもあります。

②筋固縮

緊張が高くなり、関節を動かすときにガクカクするような抵抗感が出現します。

パイプを曲げたとき・歯車を動かしたときの感触に近いので【鉛管様】【歯車様】と呼ばれることも。

カクカク動いてしまうイメージよ。

首を動かす時によくみられ、他に体幹や四肢を動かすときにも観察されます。

③動作緩慢

動き出しが遅くなったりスムーズに行えなくなる症状です。

ゆっくりしている様から無動、寡動とも呼ばれます。

歩行の影響としてすくみ足、小刻み、腕振りの減少があります。

ゆっくり動いちゃうイメージだよな。

パーキンソン病に特徴的な仮面様顔貌も顔面筋の動作緩慢によって生じる症状といわれています。

④姿勢反射障害

パーキンソン病になると反射のスピードが遅くなるので、スムーズに動作やバランスがとれなくなります。

症状が重いと転びやすくなる危険もあるのよ

転倒につながり骨折というケースも少なくありません。

他に歩くスピードが速くなったり、乗り物が揺れた時にふらつきやすくなることも。

以上が特徴的な症状ですが他にも自律神経症状や精神症状が出現することもあります。

パーキンソン病の治療

パーキンソン病は進行性の病気であり完全に治せる医療はまだ確率されておりません!

ただ進行を抑えるための薬は進歩しており平均寿命もかなり伸びています。

パーキンソン病の治療ではドーパミン不足をおぎなうための薬物療法が中心であり、治療の要はいかに自分にあった薬を使用しているかです。

ただリハビリをすれば良くなるわけじゃないんだな。

相性のいい薬をみつけることが一番重要なの。

その上でリハビリを継続することが動けるようになるための大切なポイントです。

パーキンソン病のリハビリは全身の柔軟性を保つリズムに合わせた運動を行うのが基本です!

特に骨盤の動きが固くなると他の箇所つられて動きが悪くなってしまいます。

セルフトレーニングでは骨盤を前後ろや左右に回す運動を行うのがおすすめです。

また、歩くスピードを上手くコントロールできないので「1.2.1.2」とリズムに乗りながら動く癖をつけるようにしましょう。

自分で口ずさんだり他の人に掛け声をかけてもらっても大丈夫です!

パーキンソン病のリハビリも抑えるポイントがあるんだな

リズムと柔軟性。これが要なのよ

最後に

先程も述べたとおり、パーキンソン病は自分の症状に合った適切な薬を使用しているかが一番重要です。

合っていない薬を使用している場合はリハビリの効果も薄れてしまいます。

薬が効きすぎていたりあまり効果を感じない場合は必ず主治医に相談してください。

その上でリハビリを行うと動きが改善される可能性があります。

当院でもパーキンソン病のリハビリが可能なのでお困りの方はお気軽にご連絡ください!

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