こんにちは!快活整体 Live Foreverです(^^)
この度、右脳梗塞による左片麻痺でご来院された方がいらっしゃったのでご報告させていただきます。
理学療法評価
この方は約1年前に右脳梗塞を発症し、急性期病院に1ヶ月、リハビリ病院に5ヶ月間入院をされていました。
脳梗塞の種類は不明ですが、梗塞範囲が広く初期は左手も左足もまったく麻痺で動けなかったそうです。
現在は麻痺もかなり回復し復職もされていますが、さらに手と足を動かせるようになりたいため当院にご来院されました。
麻痺の評価スケールであるブルンストロームステージを評価すると、手指Ⅴ、上肢Ⅴ、下肢Ⅵという結果でした。
感覚検査は問題なくフリーハンドで歩行が可能です。
しかし歩行の仕方や腕の使い方に問題が生じているため、長距離歩行の獲得と麻痺側の腕を使えることを目標に改善を目指すことにしました。
リハビリ
まずベッド上で麻痺側のストレッチと全身の筋力トレーニングを行っていきます。
その後、麻痺側の促通やPNF、座位と立位でのバランス訓練を実施。
最後に歩行の仕方の修正と段差昇降練習を行いました。
この日だけでも麻痺側の実用性の向上、歩行の改善がみられました。
こちらの方は現在も週1回で通ってくださり、パソコンのタイプの速度向上が見られたり、歩行時の疲労感も徐々に軽減しています。
まだ足首や肩甲帯の可動性が低いので、今はそちらに注力してリハビリを行っています。
最後に
一般的に脳の回復過程は半年で終了するといわれていますが、使われていない神経や筋の促通はいつでも対処ができます。
脳梗塞による片麻痺はリハビリを継続することで実用性を高めることが可能です。
これからの時代は保険上でのリハビリだけではなく、いつでも通える自費のリハビリが重要視されてくると思います。
当院でも脳梗塞の片麻痺に対する自費リハビリが可能なので、さらに実用性やスキルを高めたい方は当院までお気軽にご相談ください(^^)