こんにちは!
快活整体 Live Foreverの木村亮介です!
さっそくですが、皆さんは転んだときに手をついているでしょうか?
転ぶときは勝手に手がでるもんじゃないのか?
確かにそんなイメージがあるわね。
実は手をついたときに骨折をしてしまう場合があるんです…。
それが撓骨遠位端骨折!
今回は骨折の中でも発生頻度の多い撓骨遠位端骨折の概要とリハビリについてご説明させていただきます。
撓骨遠位端骨折について
撓骨遠位端骨折は前腕の骨である橈骨の手首に近い部分が折れた状態をさします。
中高年の女性が転倒した時に手をついた衝撃で発生することが多く、高齢者4大骨折の一つになります!
骨がバラバラになっていない場合は保存療法を選択する事もありますが、重症の場合はプレートで固定する手術を行います。
保存療法ではシーネ固定を4〜5週間することになり、手術の場合は傷の程度と重症度で対応が変化します。
どちらにしてもリハビリをスタートしていくことになるぞ!
年齢にもよりますが手術日の翌日には退院になることが多いです。
高齢の場合は生活動作が制限されるので入院期間が長引くこともあります。
撓骨遠位端骨折のリハビリ
撓骨遠位端骨折は以下のリハビリを行っていきます!
- 手関節の関節可動域訓練
- 手首の筋力トレーニング
- 実用的に使用するための生活動作訓練
撓骨遠位端骨折では手関節が拘縮しやすいので注意が必要です。
比較的回復するのに時間がかかり、元の状態に戻るには2〜3ヶ月間リハビリを継続する必要があります。
他にも手首をストレッチしたり、握力を鍛えるという自主トレが推奨されます。
手術痕も固くなりやすいのでマッサージを行うことも大切です。
普段の手を使う動作や車の運転に関しては、骨の状態が安定すればいつでも可能です。
重いものを持つ作業は医師に確認しながら徐々に再開していきましょう。
最後に
撓骨遠位端骨折は回復に時間がかかりますが、リハビリを継続することで以前の状態に戻すことが可能です!
自主トレを積極的に行うことで回復のスピードが向上するので頑張りましょう!
根気よく続けることが大切です。
当院でもリハビリは可能なのでお困りの方はお気軽にご相談ください!