こんにちは!

墨田区押上にある快活整体 Live Foreverの木村です!
さっそくですが皆さんは、骨折で一番回復に時間がかかる部位はどこだと思いますか?
うーん…やっぱり股関節付近かな?


私は足よりも腕だと思うわ!
実は骨折の中でも回復するのに一番苦労する部位は…肩周りになります!

肩関節は複雑な動きが必要であり痛みや緊張を受けやすいから。

なるほど!動きが多いぶん回復するのに時間がかかるってわけか。
それだけ多くの筋肉と靭帯が関係するのよね。


今回は理学療法士が上腕骨近位端骨折のリハビリについてお伝えします!
上腕骨近位端骨折について


上腕骨近位端骨折は上腕骨の肩に近い部分が折れた状態です。
上腕骨頸部骨折と呼ばれることもあります。
骨の首の部分だから頸部ってわけね。

骨粗鬆症を伴う高齢者が転倒することで生じやすく。高齢者4大骨折の1つになります。
上腕骨頸部と大結節という場所に多く発生するので、上腕骨頸部骨折や上腕骨大結節骨折と診断するお医者さんもいます。
軽い損傷であれば手術をしないケースもありますが、多くは髄内釘固定法という手術を行います。

基本は手術になっちゃうのね。
手術後も歩けるのですぐに退院できますが、回復にかなりの時間を要する特徴があります。
骨折は足より腕の方が治すのに時間がかかります!

上腕骨近位端骨折のリハビリ


上腕骨近位端骨折は数週間にわたって肩を固定する必要があります。
むくみが生じやすく、肘や手首も硬くなりやすいので、緊張をほぐすリハビリを最初に行います。
関節を動かす許可が降りたら、肩関節の振り子運動や関節可動域訓練を開始します。
痛みが落ち着いたら、自分で肩を動かす練習や実用的な動きを行っていきます。
おすすめの自主トレは棒体操とテーブルサンディングです!

肩関節の安定に関わる腱板(棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋)が弱くなるため、そちらも同時に鍛えていく必要があります。

痛みが強い時は無理に動かさないほうがいいのかしら?
そうです!痛みが強いと筋肉がビックリして逆に硬くなっちゃうからね。

上腕骨近位端骨折は骨折の中でも痛みが強く、先程も述べたとおり回復に時間が必要です。
外来リハビリを含めても最低で2〜3ヶ月、長い場合は一年を要することも。

根気よくリハビリを続けるしかないのね。
リハビリを継続すればちゃんと肩があがるようになるよ!

最後に

いかがだったでしょうか?

上腕骨近位端骨折は回復を要しますが、元の状態に戻すことが比較的可能です!
リハビリに通い続け自主トレを毎日行うのが、早く治すためのポイントです!
先ほどもお伝えした通り自主トレは棒体操やテーブルサンディングがおすすめです。
テーブル拭きは肩のストレッチになるんだよな!


棒体操は反対の腕も使うから痛い時におすすめの自主トレよ!
もしリハビリを行えない場合は、整体や自費リハビリに行くのもありです。
当院も上腕骨近位端骨折のリハビリが可能なので、お困りの方は是非ご相談ください!

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