こんにちは。快活整体 Live Foreverの木村亮介です(^^)
さっそくですが、皆さんは転んだときに手をついているでしょうか?
実は手をついたときに骨折をしてしまう場合があるんです…。
今回は骨折の中でも発生頻度の多い、撓骨遠位端骨折の概要とリハビリについてご説明させていただきます。

撓骨遠位端骨折
撓骨遠位端骨折は、前腕の骨である橈骨の手首に近い部分が折れた状態をさします。
中高年の女性が転倒した時に手をついた衝撃で発生することが多いです。
高齢者4大骨折の一つになります。

手首の腹側でつくとコーレス骨折、背側でつくとスミス骨折になり、多くはコーレス骨折になりやすいといわれています。
スミス骨折はバイク事故で発生する頻度が高いです。
骨がバラバラになっていない場合は手術をしないこともありますが、重症の場合はプレート固定術という手術を行います。
撓骨遠位端骨折のリハビリ
撓骨遠位端骨折のリハビリでは手関節の関節可動域訓練、手首の筋力トレーニング、実用的に使用するための日常生活訓練を開始していきます。

撓骨遠位端骨折では手関節が拘縮しやすいので注意が必要です。
撓骨遠位端骨折のリハビリは時間がかかり、元の状態に戻るには最低でも2〜3ヶ月間リハビリを継続する必要があります。
また、リハビリの時間以外にも手首をストレッチしたり、握力を鍛えるという自主トレが推奨されます。
手術痕も固くなりやすいので、傷口が固まったらマッサージを行うことも大切です。
最後に
撓骨遠位端骨折は回復に時間がかかりますが、きちんとリハビリを継続することで元の状態に戻すことが可能です。
また普段の自主トレも積極的に行うことで回復のスピードが向上します。
根気よく続けることが大切です。
当院でも撓骨遠位端骨折のリハビリは可能なので、症状でお困りの方はお気軽にご相談ください(^^)