こんにちは!
快活整体 Live Foreverの木村亮介です(^^)
今回は脛骨高原骨折でお困りの方向けの内容です!
- 「膝下の骨を折ってしまった…」
- 「脛骨高原骨折と診断された」
- 「どれくらいリハビリが必要なの?」
上記のようなお悩みを抱えていないでしょうか?
脛骨の中だと骨折しやすい場所なんだよな!
どんなリハビリをするのか気になるわね。
今回は脛骨の骨折の一つである、脛骨高原骨折の概要とリハビリについてご説明させていただきます!
理学療法士の私が解説します!
脛骨高原骨折について
脛骨高原骨折は下腿の骨である脛骨の高原という場所が折れた状態を指します。
脛骨プラトー骨折、脛骨近位部骨折とも呼ばれることも。
若い人では交通事故や高所からの転落などの大きな外力、お年寄りでは転倒で生じる事が多いです。
若い人も受傷しやすい骨折なんだな。
スポーツをやっている人は特に注意が必要ね!
骨がバラバラでなければ手術をしないこともありますが基本的に骨接合術という手術を行います。
すぐに体重をかけられるわけではなく徐々に荷重量を上げていきます。
- 手術直後〜4週間は免荷(体重をかけない)
- 4週〜6週で1/3荷重
- 6週〜8週で1/2荷重
- 8週〜全荷重
このような経過をたどりやすいです。
痛みが強い場所なので骨折の中でも回復に時間がかかりやすい特徴があります。
脛骨高原骨折はリハビリに時間がかかるよ!
脛骨高原骨折のリハビリ
脛骨高原骨折では重症度に応じて荷重量をコントロールする必要があります!
体重をかけると痛みが生じやすいので、痛みを考慮しながらリハビリを進めていきます。
確かに痛そうな場所だよな…。
痛いし怖いし中々体重をかけられないのよね。
リハビリは膝の可動域訓練、筋力トレーニング、バランス練習、歩行練習、階段昇降練習を段階に応じて開始。
脛骨高原骨折は膝関節が固まりやすいので機械を使用したり関節可動域訓練を実施します。
また体重をかけないと筋力が弱まるので毎日足の筋トレをする必要があります!
廃用予防ってやつだな!
全体的に筋トレする必要がありますが、特に大腿四頭筋と前脛骨筋は骨折部付近なので重点的に行いましょう。
およそ1ヶ月~1ヶ月半入院してリハビリを行い退院することになります。
膝関節の可動域制限が残っている場合は外来でリハビリを継続することも。
膝の可動域を戻すのに結構時間がかかります!
最後に
脛骨高原骨折はリハビリを継続すれば改善してくるのでご安心ください!
痛くても諦めないことが一番大切です。
頑張ってリハビリを続ければ絶対もとの状態に戻るぞ!
根気よく治していきましょう!
当院でも脛骨高原骨折のリハビリが可能なのでお困りの方は是非ご相談ください!